2013年 07月 06日
華麗なるギャッツビーを観ました。 |
3週間くらい以前の話になるのですが、話題の「華麗なるギャッツビー」を観てきました。
観られた方も多いはず。
1970年代に制作されたR.レッドフォード主演の「グレートギャッツビー」もはるか昔に観ていてて、大好きな映画のひとつだったので、比較して楽しむという違う楽しみ方もあり、良い悪いは別として、私個人としてはかなり楽しめた映画です。
1920年代は、アメリカ狂騒の時代。Jazzエイジ、そしてアルカポネを代表とするギャングエイジ。
政治的、文化的に、文学にも映画にもネタが尽きない時代ですね。
この時代の文学や映画は大好きな私は、2時間という短い時間ではありましたが、その世界にどっぷり浸れただけでも、至福の時間でもありました。
衣装やジュエリー、紳士的なメンズファッション、音楽、ショウビジネスも、全てが個人的には最も好みの時代です。
でも、残念ながら、バズラーマンの映画内では、時代の再現というのは完全に無視して、全てを現代的にアレンジ。完全に現代のエンタメ映画になっていましたね。
音楽好きの私は、音楽は本当にありえなかったのですが。。。
1920年代という最もJazzが盛んだった時代の音楽の再現は一切ないように感じました><
ディカプリオのキャスティングは、賛否両論あると思いますが、消去法で言っても、今のハリウッドスターで、ギャッツビーを演じられる役者は、彼以外いなかったのかもしれません。なんといってもブロンド俳優代表という不動のポスティングがないとギャッツビー役は務められないと思います。
R.レッドフォード版を基準をしてみてしまう私としては、どこか少しふてぶてしいディカプリオのギャッツビーは、イメージとは全然違っていましたが、原作を詳細に読み取ると、ギャッツビーは、エレガントの中に垣間見るふてぶてしさがある方が正しいのかもしれませんね。
ちなみに私はデイジーもミアファローが好きです。
本当に、単純で稚拙でおばかででも愛すべき超キュートなデイジーは、ミアファローにおいてはないと思います。キャリーマリガンは、おばかさを表現するには、少しためらいを感じていたと思って、「これはデイジーじゃない!!」と思ってしまいましたが、これも、ミアファローのデイジーを見ていたからの感想にすぎませんね。
楽しめたと書きながら、まあまあ酷評してしまいました(--;
ちなみに、トビー・マグワイヤは、サイダーハウスルールのころから好みだということを思い出しました。
この映画も名作なので(原作のジョン・アーヴィングの小説も涙なくしては読めません!!)是非ご覧下さい!
余談ですが、私は27歳のころ一年間をNYのマンハッタンで過ごしました。
それもミッドタウン!!まさに、この時代のそのすぐ後、世界大恐慌の1929年に建てられたアールデコ超のビルの32階が住まいだったのです。
ロックフェラーセンターや、ブロードウエイ、セントラルパークにも徒歩で行ける距離。
バルコニーからは、ハドソン川が見下ろせました♪
また、その話はいずれ。。。
Jazz ageといえば、Daniela de Marchiのコレクションに、
1920年代の時代の象徴的ダンサーで、「黒い真珠とも呼ばれた琥珀の歌姫と呼ばれたJosephine Baker」をモチーフにしたコレクションがあります。
去年、Danielaの新コレクションがJosephine Bakerというコレクション名をはじめて聴いたときから私は興奮しましたよ!
Select Shop AILA
さすが、daniela モチーフの選び方もかっこいいですね~♪
by ailablog
| 2013-07-06 18:58
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